終活といえば、エンディングノートというイメージを持つ方も多いですよね。
エンディングノートには、どんなことを書くのだろうと疑問に思う人もいると思います。
エンディングノートには、家族に伝えておきたいことや、自分の最期の時を迎えるにあたっての希望などを書き留めておきます。
エンディングノートと遺言状は、同じ認識ではなくまったくの別物で、遺言状には法的な効力を持たせることができますが、エンディングノートには、法的効力はありません。
公的なものではなく、あくまでもプライベートなものとして、配偶者や子供、姉妹などごく近い人が、自分がいなくなった後で行う様々な手続きや、儀式についての希望を伝えるものです。
そのため、自分のことを気軽な気持ちで書いてみましょう。
自分が保有している公的書類の保管場所や、必要なIDやパスワードなどを記載したり、葬儀の際に連絡して欲しい人の連絡先、遺品として遺して欲しいものや、それらを渡して欲しい人、預貯金や不動産など、葬儀の形式や予算、埋葬方法やお墓など希望したいことなどを記す人が多いです。
また、延命措置や終末期医療に関して自分の希望を書いておく人も中にはいるので、希望があるなら書いておくと安心ですね。
このように、エンディングノートは、どんなことでもよいので家族や大切な人に伝えておきたいことを書いておくものです。